こんにちは。Web広告プランナーの東です。
今回はAmazon広告の種類や運用のコツについてご紹介します。
Amazonといえば世界最大のECサイト。
日本国内の利用者数においても、5,004万人で昨年同月比+10%(2019年4月時点)と、楽天市場の4,804万人を引き離しつつあります。※1
おそらく皆さんも一度は利用したことがあると思います。
ECとしてだけでなく、ビデオオンデマンド、ミュージックなどのサービスや、
Amazon Echo、Alexaといったスマートデバイスも提供しており、私達の日常生活を支える大きな役割を果たしています。
モンゴロイドでも社内BGMとして毎日Alexaがラジオを流してくれています。
そんなAmazon内で自社商品をプロモーションできるのがAmazon広告です。
(Amazon広告はAmazon Advertisingのセラー広告ともよばれます)
それでは早速ご紹介します。
※1 出典:「アマゾン」、「メルカリ」、「ラクマ」の利用者数は昨年同月比で2桁成長 ~ニールセン ECサービスの利用状況を発表~
Amazon広告にはどんな種類があるか
Amazon広告には2つのスポンサー広告があります。
スポンサープロダクト広告
広告は検索結果ページ、商品詳細ページに掲載されます。
よく見るとスポンサープロダクトと書いてありますね。
検索したキーワードでターゲティングできるため、自社商品と似たような商品を探しているユーザーに広告を表示でき、商品詳細ページに誘導できるので売上拡大が見込まれます。
さらに、出品している商品画像がそのままクリエイティブとして表示されるので、広告入稿の手間が省けます。
スポンサーブランド広告
スポンサーブランド広告はその名の通り、ブランドの認知度向上を目的としています。
検索結果画面の上部に表示されます。
ブランドロゴをクリックすると、Amazon内で作成できるカスタムランディングページ、またはAmazonストア(自社ブランド専用のブランドサイト)に移動します。
そして、商品をクリックすると商品詳細ページに移動します。
▶Amazonストアに関してはこちらをご覧ください。
ユーザーを商品ページへ誘導するだけではなく、自社ブランドの複数商品の認知拡大を図りたい場合に最適な広告です。
この2つの広告は共通して、クリックによって広告費が発生するということと、設定したキーワード、または商品でのターゲティングが可能ということです。
リスティング広告と似ていますね。
また、Amazon広告を利用するためには以下の条件があります。
- 大口出品者またはベンダーであること
- Amazonブランドの登録(スポンサーブランド広告を利用する場合)
- ショッピングカートボックスの獲得
※ショッピングカートボックスとは、Amazonで商品を購入する際の「カートに入れる」 ボタンのことです。 - 日本国内のすべての住所に発送できること
詳しくはAmazon出品サービスからチェックしてみてください。
Amazon広告運用のコツその① 1ページ目の最上部に表示させる
Amazonによると、全ユーザーの約7割は検索結果の1ページ目しか閲覧しないそうです。
そこでまずは、1ページ目に掲載されることを目標にして上限クリック単価の調整をしましょう。
また、Amazon内の目に留まりやすい場所に広告掲載されると売れやすくなるのはもちろんですが、商品が売れるほど自然検索においても上位表示されやすくなる効果も期待できます。
ただ、最上部は入札競争が激しいので、クリック単価が上昇する可能性があります。
Amazon広告運用のコツその② 検索クエリを有効活用する
検索クエリとは、ユーザーが実際に検索したキーワードのことです。
検索クエリはユーザーの購入したいと思って検索したワードです。
非常に重要な材料ですので、ぜひ有効活用しましょう。
自分が予想もしていないクエリが購入に繋がっていることがあります。
それを商品のキーワードとして登録しておくと、検索されたときに自社の広告が表示される頻度が高まり、さらに購入されやすくなります。
リスティング広告と要領は同じで、キーワードでターゲティングする上ではとても大事です。
ユーザーがどんなキーワードで検索して、どれくらい購入に繋がったのか、管理画面やレポートを確認し、定期的に設定内容を調整しましょう。
Amazon広告運用のコツその③ 商品詳細ページを充実させる
スポンサープロダクト広告とスポンサーブランド広告は、どちらも商品詳細ページに移動させることができます。
どんな広告でも言えることですが、売れないランディングページに集客をしても、売上はあがりません。
まずは、商品の利点がしっかりわかる画像と商品情報の登録を行い、充実した商品詳細ページを作成しましょう。
そして、広告掲載開始後にも、商品詳細ページを随時チューニングすることで転換率を高めることができます。
まとめ
今回はAmazon広告の種類や運用のコツをご紹介しました。
他社で利用しているところはまだまだ少ない状況ですが、これからさらに増えていくことが予想されます。
今のうちに始めて運用のコツをつかみ、先行者利益を得ましょう。
「Amazon広告を始めてみたい」「すでに運用しているがなかなか上手くいかない」などのお悩みがありましたら、モンゴロイドにぜひお気軽にお問い合わせください。