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Criteoの新規流入系広告がついに登場!Criteo Customer Acquisition(カスタマーアクイジション)とは?

criteo

ついに、あのCriteoからリターゲティングではない、新メニューがリリースされました。

その名も「 Criteo Customer Acquisition(クリテオカスタマーアクイジション)
Customer Acquisitionとは「顧客を獲得する」という意味です。

リターゲティングだけではない「フルファネルカンパニー」を目指すと言っていたCriteo社ですが、いよいよ全貌が見えてきましたね。

早速、Criteo Customer Acquisition(クリテオカスタマーアクイジション)の特徴を見ていきましょう。

「新規層を獲得する広告ってなんかいまいちだよね」と感じている広告の担当者には、ぜひ読んでもらいたいです。

そもそも、Criteoって何?という方は前回のブログを参考にしてみてくださいね。
これであなたもCriteo通。10分でわかる!広告担当者のためのCriteoで知っておきたい10のこと。

Criteo Customer Acquisitionが新規の見込み客を見つけてくるロジック。

2018年の3月にCriteoのデータフィードはGoogleカテゴリを採用しました。

Criteo Customer acquisitionでは、そのGoogleカテゴリを使い、CriteoのAIが広告主にとって優良な新規の見込み客を探してきます
Googleカテゴリとは

Criteo Customer Acquisitionで優良な新規見込み客はどうやって選ばれているのか?

Googleカテゴリを使っていることで、広告主の商材が割り当てられたカテゴリと、同一のカテゴリを見ているユーザーをCriteoのネットワークから探して来ることができるようになります。

そして、そのユーザーをスコアリングし、見込み顧客を選抜します。
スコアリングとは簡単に言うと「CV期待度の格付け」ですね。

Criteo Customer Acquisitionでユーザーのスコアリングはどうやっているのか?

過去3ヶ月間ユーザーが閲覧・購入したデータを収集、分析し、ユーザーをスコアリングしています。
スコアリングでは以下のようなことを重視しています。

・カテゴリをどれくらい見ているか?
・バナーをどれくらいクリックするのか?
・バナーをクリックしてCVすることがあるのか?
・他のインターネットサイトで広告主の商材を見ていた経験があるか?

そして、「CV期待度の格付け」が高いとスコアリングされた上位数%のユーザーに向けて広告を配信します。

予算によっては上位何%を配信対象とするか、範囲を広げることができるようです。

例)費用とスコアリング対象の範囲の目安
月額50万円の場合  スコアリング  ~2%
月額150万円の場合 スコアリング  ~7%

ちなみに数%のユーザーにはサイト未訪問ユーザー、未購入ユーザーが含まれます。
(正確にいうと、未訪問ユーザー、未購入ユーザーを選び配信することが可能です。)

上位の数%と聞いて「少ないな。」と感じた方もいるかも知れませんが、
Criteoでリーチできる人数は、ほぼ日本の人口をまかなえるとのことですので、そのくらいがちょうど良いのかもしれません。

Criteo Customer AcquisitionはどのくらいのCPAになるのか?

Criteoのリターゲティングの2倍~5倍くらいのCPAに落ち着くことが多いようです。

そこで大事なのはリスティング、リターゲティングなど、いわゆる刈り取り系のメニューとは区別したKPIが必要です。

あくまで、見込み顧客を誘導してくる役割だということを忘れずにKPIを設計しましょう。

Criteo Customer Acquisitionでの予算設定は可能か?

Criteoのリターゲティングではできなかった「期間に合わせた予算設定」が可能です。

例)30日間で50万円の予算を消化

ちなみに Criteo Customer Acquisition の最低出稿金額は月額50万円。
推奨金額は月額150万円です。

Criteo Customer Acquisitionで 広告主のCRMデータとの連携が可能。

Criteo Customer Acquisitionと貴社の顧客データを紐づけて、ユーザーのターゲティング精度を上げることが可能です。

例) MD5というツールを用い、広告主のCRMデータを暗号化。そのCRMデータのクッキーとCriteo側で保有しているクッキーを紐づけ、除外、配信強化などが可能。
※Webサイト上のタグを設定し直す必要があります。

Criteo Customer Acquisitionのまとめ

いかがでしたでしょうか?

ディスプレイ系の新規ユーザーを獲得する施策はまだまだ成功パターンが見えづらいですが、Criteo Customer Acquisitionがその先陣を切ってくれるのか、乞うご期待ですね。

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