こんにちは!Web広告プランナーの東です!
街中を歩いていると、つねにいろんな新商品・イベントの屋外広告を見かけますよね。
このような広告を見るたびに、「やっぱり広告はクリエイティブが大事だなぁ」痛感させられます。いかにユーザーの心動かすものを作るかが広告の醍醐味ですよね。
Web広告におけるクリエイティブは広告文(テキスト)とディスプレイ(バナー)といえます。
やはり視覚的に訴えかけるバナーのほうが作りがいがあると思います。
バナー広告はYahoo!やGoogleはもちろん、LINE、Facebook、Twitterでの配信においても利用されます。
今回はFacebook広告のクリエイティブ全般について紹介していきます!
- 「Yahoo!広告・Google広告の次の打ち手としてFacebook広告を検討している」
- 「Facebook広告の運用をしているが効果が見込めない」
- 「CTRやCVRが高いクリエイティブを作成してFacebookの広告の成果を上げたい」
このようなお悩みを持っている企業の担当者は必見の記事となっています!是非自社の広告運用にお役立て下さい。
Facebook広告で成果を上げるためにはクリエイティブが重要
Facebook広告は、FacebookだけでなくInstagram やAudience Networkなど多くのユーザーにリーチさせることが可能な媒体です。
SNSで広告を配信する場合、クリエイティブの要素が非常に重要といわれており、それはFacebook広告も例外でがありません。
クリエイティブの見せ方1つで広告効果も大きく変わっていきます。
Facebook広告の場合は、細かいルールなども設けられおり、フォーマットごとよってサイズやテキスト量などの制限があります。
ここからは、Facebook広告用のクリエイティブを作成~運用までのコツを詳細にお伝えしていきます。
Facebook広告のフォーマットをご紹介!
【Facebook広告のフォーマット①】画像広告
Facebookの画像広告は、画像からリンク先のサイトに誘導できる広告です。
画像広告は作るのに手間がかかないので、比較的作りやすいといえます。
ファイルタイプ | jpgまたはpng |
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画像サイズ | 1080x1080px以上 |
アスペクト比 | 1.91:1~1:1 |
文字数(リンクなし) | 125文字以内 |
文字数(リンク付き) | 見出し25文字以内 リンクの説明30文字以内 |
【Facebook広告のフォーマット②】動画広告
Facebookの動画広告は、動画を使用し、商品・サービスを動きと音声で伝えることができる広告です。
人は動くものに反応しやすいので、動画広告は静止画よりもユーザーの目に止まりやすいといったメリットがあります。
アスペクト比 | 9:16~16:9 |
文字数(リンクなし) | 125文字以内 |
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文字数(リンク付き) | 見出し25文字以内 リンクの説明30文字以内 |
動画の長さ | 1秒~240分まで対応 |
【Facebook広告のフォーマット③】カルーセル
Facebook広告のカルーセル広告は、1つの広告に対して10個までの画像や動画を表示することができ、それぞれにリンク先を設定することができるフォーマットです。
複数の商品を紹介する場合や、1つの商品をさまざまな角度から見せることも可能です。
画像サイズ | 1080x1080px以上 |
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アスペクト比 | 1:1 |
文字数(リンクなし) | 見出し25文字以内 テキスト125文字以内 |
リンクの説明文字数 | 20文字以内 |
【Facebook広告のフォーマット④】コレクション広告
Facebookのコレクション広告は、商品のカタログなどを見る人に合わせて表示し、購入を促す広告です。
コレクション広告では、テンプレートがいくつか用意されており、用途によって使い分けることが可能になっています。下記はそのテンプレートの例です。
画像サイズ・アスペクト比 | 広告クリック後のクリエイティブにより異なる |
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文字数 | 90文字以内 |
コレクション広告のテンプレート一覧
インスタントストアフロント | ユーザーをHPに誘導して商品の購入に繋げる |
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インスタントカタログ | 商品が使用されている様子やブランドストーリーを伝える |
インスタント顧客獲得 | LPでコンバージョンを増やしたい |
インスタントストーリーテリング | ストーリーを伝え、自社のビジネスを知ってもらいたい |
【Facebook広告のフォーマット➄】スライドショー広告
Facebookスライドショー広告は、複数の画像を組み合わせることにより、動画のようにストーリーを伝えることができるフォーマットです。
動画よりも簡単に作成できるといったメリットがあります。
また、スライドショー時間は最大35秒、指定できる各画像の時間は1~5秒になります。
1つの画像を6秒以上見せることはできないので注意が必要です。
画像サイズ | 1280 x 720px以上 |
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画像数 | 3~7枚 |
アスペクト比 | 16:9、1:1、4:5のいずれか |
文字数 | 90文字以内 |
Facebook広告におけるクリエイティブ作成の3つのコツ
ここからは記事前半でご紹介したフォーマットに沿って、クリエイティブを具体的にどう作成をどうすればいいかについてご紹介します。
【Facebook広告クリエイティブ作成のコツ①】テキストではなく写真でユーザーに訴求する
クリエイティブを作成するコツとして、テキストではなく写真でユーザーに訴求するようにしましょう。
ユーザーはSNSを利用するのが目的のため、広告が表示されていてもスルーするのが基本です。
広告を見てもらうには、ユーザーの目に止まるようなクリエイティブを作成する必要があります。
人は文字よりも画像や動画の方が目に止まりやすいので、写真で訴求することが重要です。
クリエイティブのテキスト量はできる限り20%に抑える
Facebook広告には、過去バナーのテキストが20%を超えると配信が制限されてしまうというルールがありましたが、2020年9月の改定によりにこのルールは廃止されました。
現在は、以前のようなペナルティはありませんが、引き続きバナーのテキスト量を抑えた方が表示が優先され、広告効果が見込めます。
SNSではテキストで埋め尽くされた”いかにも広告”といったクリエイティブは敬遠されます。テキスト量は必要最低限に抑えてクリエイティブを作成しましょう。
自分のFacebookページにはどのようなクリエイティブが表示されるか見てみる
どのようなクリエイティブを作成したらいいか分からないという方は、自分のFacebookページで他社がどのような広告を出稿しているか見てみましょう。
他社のクリエイティブを参考にすることも非常に重要です。
競合他社のクリエイティブが検索できるFacebook広告ライブラリを活用しよう
競合他社がFacebook広告を出稿している場合は、Facebook広告ライブラリを使用して、広告を検索することも可能です。
会社名を打ち込むだけで簡単にクリエイティブの検索ができ、どの媒体に広告を配信しているかや広告の配信期間も確認することができます。
広告の配信期間が長い広告は長期に渡って広告効果があるとも考えられるので、配信期間が長いクリエイティブを参考にするのも非常に有効です。
その他広告のバナー作成に役立つギャラリーサイトをまとめている記事もありますので、そちらもご覧ください。
【Facebook広告クリエイティブ作成のコツ②】ユーザーのニーズごとに複数の切り口を用意する。
商品を購入すると一口にいっても、ユーザーにはさまざまなニーズがあります。
Facebook広告のクリエイティブを作成するにあたり、考えられるニーズとサービスが解決できることを結び付けられるようなクリエイティブをいくつか用意する必要があります。
自社の商品・サービスを3つの価値に分類し、それぞれ訴求する
クリエイティブをいくつか用意する前に自社のサービスを3つの価値に分類してみましょう。
これらの価値を使い分けることで、商品・サービスの魅力を最大限に伝えることができます。
一般的にユーザーがサービスや商品に感じる価値は下記3つに分類されるといわれています。
①機能的価値
機能的価値とは、商品の特徴によってもたらされる利用者にとっての価値です。
- 便利
- 安い
- 簡単
- おいしい
など商品の機能面によってユーザーにとってプラスになる価値です。このようなメリットを押し出したクリエイティブを用意しましょう。
②情緒的価値
情緒的価値とは、商品やサービスを利用することで、ユーザーが得られるプラスの感情です。
- 楽しい
- カッコイイ
- 安心
- 充実
など商品によってユーザーの感情に変化が現れる価値のことを指します。
自社の商品・サービスを利用するとユーザーにどのような感情の変化を与えることができるか考え、クリエイティブを作成してみましょう。
③自己表現価値
自己表現価値とは、商品・サービスを利用することで可能になる自己表現の形です。
- 自分らしくいられる
- 自信が持てる
- 承認欲求を満たす
など自分の理想などに近づけるための価値のことを指します。
自社の商品・サービスを利用することで、自分がレベルアップする、自分らしい時間を過ごせるなどの自己表現を訴求ポイントとしてクリエイティブを作成してみましょう。
【Facebook広告クリエイティブ作成のコツ③】動画も使ってみよう
Facebook広告でクリエイティブを作成するのであれば、動画広告の作成にチャレンジしてみましょう。
動画広告の方が静止画よりも伝えられるメッセージが多く広告効果が見込めます。
また、動画広告には、いくつかのメリットがあります。
広告のハードルが下がる
Facebook広告を運用する場合、広告をユーザーに見てもうのが最初のハードルです。
動画広告は、文字を読むよりもハードルが低くユーザーの目に自然と止まるので、動画広告は「見てもらう」という最初の目的を達成しやすいのが特徴です。
商品の特徴を伝えやすい
デザインなどに特化した商品の広告を作成した場合は、動画広告が適しています。
画像や文字だけよりも動画の方が圧倒的に商品の特徴が伝わりやすくなります。
また、商品の使用方法なども動画の方が伝わりやすいといった特徴があります。
動画を作成するスキルがない場合は!?
Facebook動画広告には、たくさんのメリットがありますが動画広告を作成するは、スキルや環境・費用も必要です。
動画作成をしたいが自社では難しいという企業様へ、弊社では広告用の動画バナー作成サービスも行っております。
業界ごとでどのような動画が成果に繋がりやすいかなどのノウハウや実績がございますので、気になる方はぜひお問い合わせください。
Facebook広告のクリエイティブは、テストを繰り返していくことが重要
Facebook広告のクリエイティブは、作成して終わりではなくテストを繰り返していくことが重要です。テストを繰り返し、試行錯誤を重ねた上で良いクリエイティブが完成します。
CTR,CVRが高いクリエイティブが良いクリエイティブ
良いクリエイティブの条件は、CTR,CVRが高いことです。綺麗な画像や動画でもクリックをされ、コンバージョンに繋がらなければ意味がありません。
そのため、クリエイティブを作成するにはクリック率はもちろん、コンバージョン率を上げるための適切なターゲティングも加えて必要になってきます。
良いクリエイティブを作成するにはA/Bテストを行う
いくつかのクリエイティブを用意し、それぞれのクリエイティブごとの成果を確認するには、ABテストを行います。
Facebook広告の機能としてあるABテストでは、変数を利用してパターンをいくつか作成し、フォーマットごとの成果を確認することができます。使用できる変数は下記の通りです。
- ターゲット
- 配信の最適化
- 配置(InstagramやMessengerなどの配信面)
- クリエイティブ
SNSユーザーを理解することも重要
良いクリエイティブを作成するには、SNSユーザーを理解することもに重要です。
SNSユーザーの特徴として飽きの早さが上げられます。
Facebook広告を運用する場合は、ユーザーに飽きられないように定期的にクリエイティブを更新していく必要があることも理解しておきましょう。
まとめ
今回はFacebook広告のクリエイティブについて解説していきました。
Facebookの広告効果は、クリエイティブによって決まりますので、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
「自社ではクリエイティブの作成が難しい」「作った後どうやって成果を追って改善したらいいかわからない」という方は、数多くの実績がある私たちモンゴロイドにお気軽にご相談ください。