こんにちは。
メッセージツールとして、不動の地位を築いているLINE。
そんなLINEのタイムライン面やニュース面などに、広告配信できるプラットフォームが「LINE Ads Platform」です。
頭文字をとって「LAP(ラップ)」などとも呼ばれたりしていて、なにかと話題の広告です。
今回はそんなLINE Ads Platformをご紹介します。
LINE Ads Platformの特徴
LINE Ads Platformには大きく3つの特徴があります。
・クリック課金型(CPC型)の広告
・インフィード型の広告
・配信面
それでは、1つずつご紹介しますね。
クリック課金型(CPC型)の広告
Web広告には、広告が表示された回数に応じて費用が発生するインプレッション課金型(CPM型)や、広告がクリックされた際に費用が発生するクリック課金型(CPC型)など様々な課金形態があります。
LINE Ads Platformはクリック課金型の広告で、クリックされなければ費用は発生しません。
Web広告でよく使われるリスティング広告と一緒の課金形態ですね。
クリックされなければ費用が発生しない、つまり、その広告に興味がないユーザーはクリックしないので、興味があるユーザーを効率よく集めることが可能です。
その1クリックにかかる単価は、自社と他社の入札状況や様々な要因で決まります。
それを、自社が目標としている成果を達成するために、状況を見て調整しながら運用をすることが可能です。
柔軟性の高い広告といえますね。
インフィード型の広告
LINE Ads Platformはインフィード型で表示される広告で、LINEのタイムラインやニュース上に違和感なく表示されます。
下図がわかりやすいですね。
※出典:LINE Ads Platform 基本媒体資料(2018年4-6月)
タイムラインやニュースを見ている際に、コンテンツの1つのように表示されるため、広告感をあまり出さずユーザーにアプローチすることが可能です。
最近は広告感が強いものは敬遠される傾向にあるため、自然なユーザー体験を創出することができます。
また画像だけでなく動画でも配信できるため、リッチな表現も可能です。
配信面
LINE Ads Platformの最大の特徴ですが、「LINE」面に配信できることです。
冒頭にも書きましたが、使っていない人はいないのでは?と思うぐらい、LINEは認知されています。
ただ「タイムラインなんて見ないよ!」という人もいるかもしれません。
ですが、実は多くのユーザーがタイムラインを利用しています。
※出典:LINE Ads Platform 基本媒体資料(2018年4-6月)
またタイムラインやニュース以外にも、LINE BLOGやLINEマンガにも配信されるようになっており、ユーザーが広告に触れる場面がどんどん広がっています。
(2018年7月現在)
LINE Ads Platformのメリット、デメリット
LINE以外にも、SNSにはFacebook、Twitterなどがあり、それらでも広告配信はできます。
そういった他のSNSと比べたときのLINE Ads Platformのメリット、デメリットを考えてみましょう。
LINE Ads Platformのメリット
他のSNSと比較した際のLINE Ads Platformのメリットは、SNS自体をあまり利用していないユーザー層にアプローチできる点です。
下図資料からSNSの中でLINEのみ利用しているユーザーの比率が高いことがわかりますね。
つまり、他のSNSではアプローチできない層へ広告配信が可能です。
※出典:LINE Ads Platform 基本媒体資料(2018年4-6月)
またSNSをあまり使用しない高齢層も、最近ではメール代わりにLINEを利用している方も多く、そういった層へのアプローチも可能です。
まとめるとLINEというツールの特性上、幅広いユーザー層へアプローチできる点がLINE Ads Platformのメリットです。
LINE Ads Platformのデメリット
LINE Ads Platformのデメリットですが、ターゲティングの種類が他のSNS広告と比べると少ない、という点が挙げられます。
特にFacebookと比較するとわかりやすいですが、Facebookでは学歴や結婚の有無、ライフスタイルなど実名登録に基づいた詳細なターゲティングが可能です。
反対にLINE Ads Platformはそこまで詳細なターゲティングはできず、性別、年齢、都道府県、興味関心など、よくあるターゲティングにとどまっています。
ただ、今後はどんどん機能拡張されると思うので、常に最新の情報を取得することをおすすめします。
LINE Ads Platformの運用ポイント
バナークリエイティブの重要性
LINE Ads Platformの運用する上で重要になるのがバナークリエイティブです。
広告が配信されるタイムラインやニュース面には、広告以外の情報もあるため、その中でユーザーの興味を引くバナークリエイティブである必要があります。
また前述のように、詳細なターゲティングはLINE Ads Platformではまだ出来ません。
そのため、狙っているユーザーが自分ごと化するようなバナークリエイティブが求められます。
また、いいバナークリエイティブができたとしても、同じバナークリエイティブを配信し続けると、ユーザーが飽きてしまい、効果が徐々に出づらくなるため、バナークリエイティブの更新頻度を保つことも重要です。
可能であれば、ABテストを行いつつ、2週間に一度はバナークリエイティブを変更できるといいですね。
おすすめのターゲティング
詳細なターゲティングはまだない、と書いてはいますが、おすすめのターゲティングはあります。
「類似配信」です。
※出典:LINE Ads Platform 基本媒体資料(2018年4-6月)
これはCVしたユーザーと類似したユーザーに広告配信できるターゲティングです。
Facebookや他のSNSなどにも同様のターゲティングはありますが、LINE Ads Platformは精度が高いといわれています。
ただ類似配信を設定するためにある程度のCV数が必要なため、LINE Ads Platformを開始してすぐに使うことはできません。
開始当初は、広めのターゲティングで薄く配信+リターゲティング配信を行い、類似配信ができるタイミングで大きく拡張するといいでしょう。
まとめ
LINE Ads Platformの実施企業は年々増えており、成功事例もどんどん出てきています。
「LINE Ads Platformを試してみたい!」「もっと詳しく知りたい!」という場合は、お気軽にお問い合わせください。
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