みなさん、こんにちは!
大阪のWEBマーケティング会社のモンゴロイドです!
YouTubeは、この数年で一気に人気になりました。
「YouTubeで広告を出してみたいと思っているけれど、どんな広告の種類があるのかわからない…。」
「どんなクリエイティブを作ればよいのかわからない!」というお悩みを抱えていませんか?
そこで今回は、多くの企業様のYouTube広告をサポートしてきたモンゴロイドが、これまでのノウハウを生かしYouTubeに出稿できる広告の種類や作成するクリエイティブのサイズ・仕様にういて徹底解説していきます。
YouTube広告ではどのような広告があるのか?
YouTubeで配信できる広告は、「静止画広告」と「動画広告」の2種類があります。
静止画広告
静止画広告とは、イメージ広告もしくはテキストによる広告です。
YouTube広告では、ディスプレイ広告・オーバーレイ広告・スポンサーカードが静止画広告にあたります。
静止画広告の具体的なイメージについては、以下の記事に広告バナーのデザインをまとめております。より理解が深まると思いますのでよろしければ参考としてご覧ください。
動画広告
動画広告とは、その名の通り動画による広告です。
YouTubeプレミアムに加入していない限り、動画を視聴する際に必ず目にする広告であるため、YouTube広告というと動画広告をイメージする方が多いのではないでしょうか。
インストリーム広告・ディスカバリー広告・バンパー広告の3つが動画広告です。
YouTubeで出稿できる広告の種類と特徴・サイズについて
次にそれぞれの特徴や仕様、広告が表示されるプラットフォームなどについて解説していきます。
1.ディスプレイ広告
フォーマット | 種類 | サイズ | 拡張子 |
---|---|---|---|
ディスプレイ広告 | 静止画 | 300×60 | JPG/png/GIF |
注目動画の右側、おすすめの動画一覧の上部に表示される静止画広告です。
対応のプラットフォームはPCのみで、広告サイズ300×60と定められています。
ディスプレイ広告は視聴する動画の右側に表示されるため、広告の視認性が高い点が強みです。
また他の動画広告と違い、広告自体が動画の視聴の妨げにならず、視聴者に不快感を与えにくくなっています。
つまり広告によって、自社商品・サービスにマイナスイメージを持たれるというリスクを抑えることができます。
商品やサービスを比較・検討している段階のユーザーを誘導しやすい広告で、下記のような目的で広告を出すときに有効です。
このような目的にオススメ
- 資料請求を増やしたい
- 問い合わせを増やしたい
2.オーバーレイ広告
フォーマット | 種類 | サイズ | 拡張子 |
---|---|---|---|
オーバーレイ広告 | 静止画 | 468×60か728×90の イメージ広告 テキスト広告 |
JPG/png/GIF |
動画の再生中に、画面下部20%に表示される細長く半透明の静止画広告です。
配信されるプラットフォームはPCのみ、サイズは468×60か728×90のイメージ広告もしくはテキスト広告と定められています。
「×」ボタンを押せば視聴者は好きな時に広告を非表示にできますが、ボタンの小ささから視聴者がやや煩わしさを感じる広告です。
半透明で小さい広告のため非表示にしなくても動画の再生を続けることができて、動画に飽きたタイミングで広告がクリックされる場合もあります。
オーバーレイ広告の視認性の高さから、
- 商品・サービスの認知度を上げたい
- 期間限定のセールやキャンペーンの告知をしたい
このような目的で広告を出すときに有効です。
3.スポンサーカード
フォーマット | 種類 | サイズ | 拡張子 |
---|---|---|---|
スポンサーカード | 静止画 | 多様なカードサイズあり | JPG/png/GIF |
動画に登場する商品や、関連するコンテンツを再生画面の右側に表示できる静止画広告です。パソコンやモバイルデバイスに対応しています。
動画に関連する内容の広告となるためユーザーを誘導しやすく、商品やサービスを比較・検討する際に相性がいい広告と言えます。
商品の詳細(価格・他社との差別化ポイント)を、ユーザーに発信したい時におすすめです。
4.インストリーム広告
インストリーム広告とは、ユーザーが動画を視聴する前・途中・視聴後に配信する動画広告のことを指します。
再生途中と視聴後に配信するためには、動画自体が10分以上である必要があるため、動画の再生前に配信する「プレロール広告」が主流となっています。
インストリーム広告には、スキップ可能なものとスキップ不可能なものがあり、スキップ可能なものを「TrueViewインストリーム広告」を呼びます。
インストリーム広告についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
参考記事:【YouTube広告】認知拡大から獲得まで!インストリーム広告の活用方法
4-1.TrueViewインストリーム広告
フォーマット | 種類 | 推奨する 動画の長さ |
アスペクト比 解像度 |
---|---|---|---|
スキップ可能な インストリーム広告 |
動画 | 12秒~3分 | 16:9~9:16に 収まるもの |
動画の再生画面で5秒間流れた後、ユーザー自身で広告の視聴を続けるかスキップするかを選ぶことができます。
パソコン・モバイルデバイス・テレビ・ゲーム機とあらゆるプラットフォームに対応しています。
TrueViewインストリーム広告は、
- 30秒以上(広告がそれ以下の場合には最後まで)視聴されなかった場合広告費が発生しない
- 最後まで視聴することが強制ではないため、視聴者への負担が少ない
以上の理由から最も人気を集めるYouTube広告です。
5秒後に表示される「広告をスキップ」ボタンを押すためにユーザーの視線が右下に集中して、広告そのものの認知度が下がることがデメリットとして挙げられます。
TrueViewインストリーム広告は、
- ブランドの認知度を上げたい
- 商品(サービス)に興味を持ってほしい
など、認知度を高める目的に有効な広告です。
課金形体から考えても、動画広告初心者の方はTrueViewインストリーム広告を選ぶのが無難でしょう。
4-1.スキップ不可なインストリーム広告
フォーマット | 種類 | 推奨する 動画の長さ |
アスペクト比 解像度 |
---|---|---|---|
スキップ不可の インストリーム広告 |
動画 | 6~15秒 | 16:9~9:16に 収まるもの |
動画の本編または途中に流れる動画広告で、PCとモバイルデバイスに対応しています。
最後まで広告を視聴しないと動画が再生できない強制的な広告で、広告を最後までユーザーに視聴してもらえることが最大の特徴です。
視聴者の負担が大きいことから、2018年に30秒強制視聴型の広告が廃止され、現在は15秒または20秒と決められています(地域の基準に応じて広告の長さは決定)。
スキップ不可のインストリーム広告は、TrueViewインストリーム広告と同じく、認知度を高めたいときに有効です。
5.バンパー広告
フォーマット | 種類 | 推奨する 動画の長さ |
アスペクト比 解像度 |
---|---|---|---|
バンパー広告 | 動画 | 6秒以下 | 16:9~9:16に 収まるもの |
動画の再生画面で、最長6秒までの広告を配信する動画広告です。
ユーザーは最後まで広告を視聴することで動画を再生できるため、広告を確実に視聴してもらえるというメリットがあります。
再生時間が短いため、メッセージが端的でわかりやすくなるように工夫しましょう。
バンパー広告の圧倒的な視認性の高さから、
- ブランディングをしたい
- 商品やサービスの認知拡大をしたい
このような時におすすめです。
1000回表示された場合に広告費用が発生する「インプレッション課金型」という仕組みになっています。
YouTube広告のサイズ・仕様の早見表
YouTube広告のサイズと仕様を表にまとめると以下の通りです。
YouTube静止画広告のサイズ一覧
フォーマット | 種類 | サイズ | 拡張子 |
---|---|---|---|
ディスプレイ広告 | 静止画 | 300×60 | JPG/png/GIF |
オーバーレイ広告 | 静止画 | 468×60か728×90の イメージ広告 テキスト広告 |
JPG/png/GIF |
スポンサーカード | 静止画 | 多様なカードサイズあり | JPG/png/GIF |
YouTube動画広告のサイズ一覧
フォーマット | 種類 | 推奨する 動画の長さ |
アスペクト比 解像度 |
---|---|---|---|
スキップ可能な インストリーム広告 |
動画 | 12秒~3分 | 16:9~9:16に 収まるもの |
スキップ不可の インストリーム広告 |
動画 | 6~15秒 | 16:9~9:16に 収まるもの |
バンパー広告 | 動画 | 6秒以下 | 16:9~9:16に 収まるもの |
YouTube動画広告・静止画広告のメリット・デメリット
YouTubeに出稿できる広告の種類やサイズなどを理解した上で、次に静止画広告と動画広告のメリット・デメリットをそれぞれ整理していきましょう。
2つの特徴を理解しておくことで、YouTubeに出稿する際、広告の種類の決定がスムーズに進みます。
また万が一広告によって思うような成果が得られなかった場合、次の戦略を練ることにも役立ちます。
上記の理由から、それぞれのメリット・デメリットは把握しておくべきだと分かります。
静止画広告のメリット
- 動画より低コストで作成が可能
- サイズ上、要素に上限があるため訴求軸に絞って作り分けができる
- 動画のようにシーンの遷移がないため、伝えたいメッセージが常に表示できる
静止画広告のデメリット
- 情報量が少なくなる
- 配信面の大きさによっては、メッセージが伝わりにくい場合がある
動画広告のメリット
- 静止画広告よりも多くの情報を伝えられる
- 演出次第で、ユーザーの興味を引き出すことができる
- ストーリーで段階的にユーザーの気持ちを盛り上げることができる
- デザインの表現する幅が広い
- 広告の配信面が大きいため、クリエイティブな表現ができる
動画広告のデメリット
- 制作コストがかさむ
- 動画作成に時間がかかる
- 静止画広告よりもバリエーションを増やすのが難しい
YouTube広告はどの種類を選ぶべきか
YouTube広告を選ぶ際にまず検討すべきことは以下の2つです。
- 1.静止画広告か動画広告か?
- 予算・人員が用意できるのならば、動画広告がおすすめです!
- 2.広告を出す目的は?
- ブランディング、認知度向上、自社サイト・商品サイトへの集客等
広告の種類を決めて配信した後も、ユーザーの反応を見て戦略を変えていくことで、より効率的な広告戦略となっていきます。
YouTube広告に限った話ではありませんが、数字を常に追っていくことが広告戦略では重要です。
数字の追い方、指標の見方に関しては、下記記事で詳しく紹介しておりますので参考にしてみてください!
参考記事:【YouTube広告】出稿前に確認したい効果測定や分析ポイント
まとめ
本記事では、YouTubeに入稿する広告の選び方やサイズを紹介しました。
7種類の広告があると一見迷ってしまいそうに思えますが、それぞれの特徴やメリット・デメリットをおさえれば、スムーズに決まることが分かっていただけましたか?
これからますますYouTube広告は、企業の広告戦略で重要になっていきます。
今のうちに取り入れて、どの広告戦略が適しているかどんどんチャレンジしていくことをおすすめします!
その際何かお困りのことがありましたら、大阪のWEBマーケティング会社であるモンゴロイドにご相談ください!
これまでの経験・知識を生かし、全力で広告運用をサポート致します!