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アイデアマンになるための2つの発想法

アイデアマンになるための2つの発想法

「次の会議までにアイデア10個出してきて!」

突然の上司からの指示!
次の会議は明日の2時!
ここで見せたいオレの意地!
だけど足りない頭のネジ!

と、思わず気持ちよく韻を踏んでしまうほどの無茶ぶり、ありますよね。
アイデアといっても、なかなか簡単に出てこないものです。
せめて、考え方さえ分かれば……!という方に、ひとりで使えるおすすめの発想法を2つご紹介します。
紙一枚と筆記用具を用意して、いざ挑戦!

マインドマップ

マインドマップとは、トニー・ブザンが提唱した思考法で、ひとつのテーマから連想するワードやイメージをつなげて発想を広げていく手法です。
トニー・ブザンはマインドマップについて12のルールを示しています。

  • 無地の紙を使う
  • 用紙は横長で使う
  • 用紙の中心から描く
  • テーマはイメージで描く
  • 1つのブランチ(枝)には1ワードだけ
  • ワードは単語で書く
  • ブランチは曲線で
  • 強調する
  • 関連づける
  • 独自のスタイルで
  • 創造的に
  • 楽しむ!

引用:wikipedia

この中でも特に大切なのは「用紙の中心から描く」「創造的に」「楽しむ!」この3点ではないでしょうか。
実際にやってみるときは、ルールを深く考えずに、自由に書き込んでいくのがいいと思います(^o^)

手順

1.紙の中心に主題(テーマ)を書く
テーマは「まとめたいこと」を書きましょう。
文字だけでも十分ですが、ルール通りイラストで表現するのも、新しい発想につながるのでおすすめです。
試しに、年末の大掃除に必要なものを整理したいと思います。

2.テーマからブランチを書く
ブランチとは、発想を広げていくためのメインの枝です。
なるべく上位概念で、抽象的に書きましょう。
ここでは、掃除したい場所をざっくりと書いてみます。

3.思いついたことを、一番関連性が高いブランチから枝を伸ばして書く
ブランチから連想されるもの、または思いついたものをどんどん書いていきます。
そして、ブランチから伸びた枝から、さらに別のワードに枝分かれさせていきます。

(なぜでしょう……気が重くなってきました……)

4.違うブランチから伸びた枝と関連する枝をつなげる
書いていく途中で、別のブランチにある枝と関連することを思いついたら、その枝同士もつなげます。

掃除に必要な道具が、明確になりましたね!

このように進めていくと、より細かく分かれた枝に具体的な単語が出てきます。
頭の中に潜んでいるアイデアに気付きたいときや、固定概念を取り払って自由に考えたいとき、または自分の悩みを解消したいときに、ぜひ活用してみてください。

マンダラチャート(マンダラート)

マインドマップのようなフレームワークですが、目標達成に向けて何をするべきかを明確にするツールとしてよく活用されています。
日本ハムの大谷翔平選手が、高校生の時にマンダラチャートを使って目標設定をしていたことも有名です(^o^)

マインドマップは自由に枝分かれさせながら書きますが、マンダラチャートは9マスを9個並べた表を使います。

手順

1.9マスを9個並べて書く
9マスの塊がひとつのエリアと考えます。

2.中心の9マスの中心に、大目標(核)を書き込む
「●●になりたい」や「●●を成功させたい」など、最終的に達成したい目標をここに書きます。

3.大目標にたどり着くために必要な要素や行動を、周りの8マスに書き込む
時間をかけずに、思いついたことを勢いのまま書いていくといいでしょう。

4.8マスに書いた単語を、外側にある8エリアの中心にスライドさせて書き込む

5.分布した単語から連想される言葉や必要な行動、解決策などを、周りの8マスになるべく具体的に書き込む

すべての空欄を埋めていくと、最終的に「なにをすべきか」の具体案が明確になり、目標達成のための行動につなげることができます。
(※ちなみに、このサンプル通りに実行しても5kg痩せる保証はございません……)

他にも、一週間という短いスパンの予定を組み立てるといったケースにも活用できるので、日常的に使うのもよさそうですね。
専用の手帳も売っていますよ!

以上、ひとりで使える「アイデアマンになるための発想法」でした。