プレゼンには、資料が欠かせませんよね。
でも、いざ作ってみると、「まとまりがない」「読みづらい」と感じたり、指摘されたりすることはありませんか?
そこで、なんとなく「資料作りが苦手だな~」と感じている方に向けて、私がいつも意識している資料作りのポイントをまとめてみました!
参考になりそうなところがあれば、ぜひ実践してみてくださいね(^o^)
資料作りはルールが大切!
文字や色、図形などの「使い方のルール」をできる限りシンプルに設定し、それを守るだけで確実にまとまりが生まれます!
それぞれどんなルールにしたらよいか、私がいつも意識していることは次のとおりです。
資料作りのルール
1.伝わりやすい文字使い
資料に使うフォントは1種類だけにする
ついやりがちなのが「普通の文字はMSゴシックだよ。でもこの言葉は大事だからHGS明朝Eにしよう。そして最も伝えたいここはHGS創英角ポップ体だ!」と、情報に合わせてフォントを変えてしまうことです。
ばらばらなフォントを使うことで、全体のまとまりがなくなり、目がすべる原因になります。
ただし、英文を入れる場合は、同じ和文フォントを使うとバランスが悪いことがあるので、欧文フォントを別途決めることをおすすめします(^o^)
文字を強調するときは、太字・色・空白を使う
フォントによってはOSに標準装備されていなかったり、細字と太字の差が分かりづらかったりします。
たとえばメイリオなら、各OSでの汎用性もあり、バランスがいいので視認性も高く、太字がしっかり強調されるので、間違いないと思います(^o^)
2.読みやすい文章の書き方
言葉は体言止めにする
文章を書く上でもっとも気を付けたいのは、「読み手が短時間で認識できるように書く」ことです。
口頭で説明しながら見せる資料であれば、重要なキーワードさえ書いておけば読み手は理解できます。
なので、「です」や「である」という語尾を思い切って削ります。
語尾がなくなると、文章がさっぱりして視認性が上がりますよ(^o^)
単語の途中で改行しない
基本的に、改行は接続詞、句読点で行います。
単語の途中で改行すると、一気に難解な文章になってしまうためです。
行ごとの長さが揃うようにすると、さらに素敵です。
3.かっこいい色の使い方
基本の白+黒+グレーに、1色だけカラーを使う
これだけでかなり資料がスマートにまとまってくると思います!
カラーの彩度は少し低めに設定すると、見やすくなります。
また、背景や囲み枠用に、カラーを少し薄くした色を加えてもOKです。
ちょっとした技
- 黒は完全な真っ黒ではなく、若干グレーみがあるほうが読みやすくなります(^o^)
- さらに差し色を1色足すのもアリですが、多用は禁物。
ここぞ!というポイントで使うことをおすすめします。
配色見本帳などを参考に慎重に選びましょう。
4.大事な空白使い
ページ内の余白はなるべく統一する
文章やオブジェクトは、ページ内にガイドラインを引いて、縦横の位置を揃えて配置するようにします。
特に端のラインを揃えることが大事です!
同じグループは隣接させ、違うグループは離す
すべての情報が均等に配置されていると、情報をうまく認識することができません。
情報をグループ分けし、それぞれの間に空白を置くようにします。
↓ 情報をそのまま配置した場合
↓ グループ分けして配置した場合
5.決め手の情報使い
文章の書き方でもお伝えしましたが、プレゼン用の資料は「短時間で認識できる情報量」であることが大事です。
ちょうどいい情報量にするために、こんなことを意識しています。
本当に重要なキーワードしか記さない
口頭での説明で済むことは思い切って省きます。
説明していることの根拠や結論を記しておくと、聞き手は理解しやすいかもしれませんね(^o^)
重要な情報は一番目立つ位置に配置する
そのページを見たときに、一番に重要な情報が目に飛び込んでくるように工夫します。
文字で説明すると長いものは図にする
文字ばかり詰め込むと読むのに時間がかかってしまい、口頭説明が耳に入らなくなってしまうことがあります。
図で説明できるなら、図にしちゃうのも手です!
たとえば、数値のボリューム差をあらわすときは、大小の〇を置くだけで、一目で比率がわかりますよね(^o^)
トピックが切り替わるときはトピックタイトルを挟む
ページの見出しだけでは、パッと見て話題が変わったことに気付きにくいものです。
思い切って、一枚トピックタイトルのみのページを挟むことで、相手も心の準備ができます。
↓ そのままトピックが切り替わる場合
↓ トピックタイトルを挟んだ場合
以上、意識するだけでちょっとかっこいい資料が作れるかもしれないポイントでした。