はじめまして、モンゴロイドのデザイナー(AT)です。
デザインが綺麗なWebサイトは数多くありますよね。
その中でも、最近は大きな写真と、テキストを最小限に押さえたものが増えています。
それは文字より先に写真が認識されやすいことを利用し、視覚的にメッセージを伝える手法がトレンドになっているためです。
今回は、「写真が主役である」「写真を通して何かを伝えようとしている」Webサイトをご紹介したいと思います。
風景
artless craft tea & coffee
http://www.craft-teaandcoffee.com/
「artless craft tea & coffee」のWebサイトです。
こだわりを感じさせる茶器を並べた棚の写真から、店舗の洗練されたイメージが伝わってきます。
軽井沢ホテルブレストンコート
「星野リゾート」の「軽井沢ホテルブレストンコート」のWebサイトです。
次々と切り替わる写真によって、自然に囲まれながらゆったりとした時間を過ごせる空間であることをイメージさせてくれます。
人物
清六ファーム
山形で農家を営んでいる「清六ファーム」のWebサイトです。
メインビジュアルだけでなく、コンテンツでもどのような人がどのような場所で、どういうこだわりを持って、作物を育てているのかが伝わるWebサイトになっています。
作り手の顔や想いが分かることで、安心して作物を購入できる方も多いのではないでしょうか。
国分幼稚園
福岡県久留米市にある「国分幼稚園(こくぶ幼稚園)」のWebサイトです。
園児の楽しそうな様子が伝わる写真をメインに使用し、歴史があることを紹介することで、子どもを安心して預けられる幼稚園と印象づけています。
また、Webサイト全体に水彩風のイラストが、写真と相まって可愛らしさを引き立てています。
食品
未来レストラン いぶき
http://care-for-earth.jp/future-restaurant/
食を通じて地球温暖化について考える、「未来レストランいぶき」のWebサイトです。
一番初めに目に入る青色のパスタだけでもインパクトがありますが、背景を黒にすることで料理が一層際立ち、印象的になっています。
おやつのアトリエmoco
卵・乳製品・白砂糖を使わないお菓子を販売している、「おやつのアトリエmoco」のWebサイトです。
アレルギーにも対応した体に優しい原材料を使用したスイーツなのに、見た目や美味しさは普通のお菓子と変わらないことを、大きな写真を使って訴求しています。
製品
札友電材株式会社
照明・設備関係を取り扱っている、「礼友電材株式会社」のWebサイトです。
インテリアショップのようなおしゃれなメインビジュアルになっています。
一目で取り扱っている製品がわかり、種類が豊富だということも同時に伝わります。
有限会社マルヒロ
波佐見焼の陶磁器を取り扱っている、「有限会社マルヒロ」のWebサイトです。
商品を全て同じ配置・角度で撮影したものを並べることで、大きさ、形が異なる豊富なラインナップがあることを伝えています。
動物
株式会社ニトリ 採用Webサイト
http://www.nitori.co.jp/recruit/newgraduate/
「株式会社ニトリ」の採用Webサイトです。
目力の強いフクロウを大胆に配置することで、「未来を睨め。」というキャッチコピーを引き立てています。
すみか
国産の無垢材で作られた犬用家具を取り扱っている、「すみか」のWebサイトです。
木製の温かみのあるデザインが家の中に馴染んでいる写真を使うことで、購入した時のイメージが湧きやすくなっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は10個のWebサイトを紹介しましたが、写真を使用した魅力的なWebサイトはまだまだあります。
コンセプトとマッチした写真を使うことでWebサイトの印象・効果は大きく変わります。
適当に撮ったものを使おう、解像度の低い写真を使っちゃおう…なんてことはもったいないですよね。
私もWebサイトにおける写真の効果を意識しながらデザイン制作をしていきたいと思います。