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Amazon出品者向け ネガティブレビュー対策 商品レビューマネジメント

Amazon出品者向け ネガティブレビュー対策 商品レビューマネジメント

こんにちは。

EC運営者が嫌でも経験するネガティブレビュー対策。
批判的な商品レビューを見ると気分が滅入ったり、「売上が下がるのでは?」と心配になったりする方も多いのではないでしょうか。

今回は、Amazonでの基本的なネガティブレビュー対策をご紹介します。

レビューの重要性

そもそも、レビューって重要なの?という方もいらっしゃると思いますので、調査データを見てみようと思います。

レビューをどの程度参考にしているか


出典:ガベージニュース レビューをどの程度参考にするか(2016年3月、インターネット利用者のうちネットショッピングサイト利用者限定)

高齢層より若年層のほうがレビューを参考にする人が多いようです。

レビューを読む際に重視する点


出典:ガベージニュース レビューを読む際にどの点を主に重視するか(2016年3月、ネットショッピングサイト利用者のうちレビューをまったく参考にしない人以外限定)

最も重要なのはレビュー内容の信頼度ですね。

レビューを読んだ事で購入商品を決定した事があるか


出典:ガベージニュース レビューを読んだ事で購入商品を決定した事があるか(2016年3月、ネットショッピングサイト利用者のうちレビューをまったく参考にしない人以外限定)

これらの調査結果から、レビューが購買行動に大きく影響することが分かると思います。
さらに、別の調査では良いレビューより悪いレビューのほうが購入者に与える影響は大きく、悪いレビューを見て購入をやめた経験がある人は7割弱、という調査結果もあるようです。

ネガティブレビューを放っておくとどうなるの?

  • 売上減少の負のスパイラルに陥る(ユニットセッション率低下→売上低下→検索順位低下→セッション数低下)
  • レビュー平均スコアが下がり、タイムセールに参加できなくなる

など、放っておくと商品単体だけでなく全商品に影響が及び、取り返しがつかなくなる場合があります。オリジナル商品を扱っている店舗の場合は特に致命的です。

ネガティブレビューのリカバリー方法

カスタマーレビューの「コメント機能」はご存知でしょうか?
公開された場で、投稿されたレビューに対して質問などのやり取りができる機能です。
このコメント機能を使って、ネガティブレビューをリカバリーすることができます。

リカバリー事例

それでは、防水携帯ケースを扱っていらっしゃるYOSHTECHさんのリカバリー事例を見てみましょう。

タッチパネルが反応しない、指紋認証が動作しない、といったレビューです。
返信コメントで、カスタマーが認識していなかったと思われる無期限保証や修理保証・交換の案内をされています。
最終、交換対応でカスタマーも満足されているようです。
また、このレビューを見た多くのカスタマーに、アフターサービスを知ってもらえるきっかけにもなっています。

こちらの事例では、指紋認証ができなかった旨をレビューに書くと、すぐに返金対応と代替品送付の対応をしてくれたとのこと。
リカバリーしなければ、マイナスイメージだったのに、神対応に感謝!とまで言われプラスイメージになっています。
さらに注目したいのは、レビューが星5になっていること。
低評価だったと思われるレビューが、なんと最高評価になっています。

まとめ

コメント機能を使った「公開された場で行うやり取り」という事が重要なポイントで、ネガティブレビューに対しての「誠実な対応」を、多くのカスタマーにアピールすることができます。

ネガティブレビューのリカバリーで得られる効果

  • レビューのリアリティが増す
  • レビュー平均スコアが上がる
  • 勘違いなど誤った情報を訂正し、正確な情報を提供できる
  • 顧客満足度の改善
  • 購入検討中のカスタマーに良い影響を与える

以上、Amazonでの基本的なネガティブレビュー対策のご紹介でした。
レビューガイドラインを守って正しく運用してくださいね!
amazon.co.jp カスタマーレビューのガイドライン